*一汁一菜で良いという提案 土井善晴*
本の紹介です。
一汁一菜で良いという提案 土井善晴 を読みました!
土井さんといえば、今日の料理(NHK)でもおなじみですよね!
料理本のところで売っていたので、ネットで購入したのですが、中身は文字が多かったです! とにかく、ハレの日とケの日を区別して、毎日豪華な食事でなくてよい、という提案をしてくれる本でした。
これを読むまで、休みに常備菜を作って一汁三菜を目指して夕食を作っていましたが・・・
ちょうど仕事で忙しくなったこともあり、常備菜をたくさん作るのをやめて、大きな両手鍋に具だくさんの豚汁を作っておくようにしました。
普段の食事は、汁とご飯と、あとメインの肉か魚を焼けば終わり!!
やってみると意外にお腹いっぱいになりました。
それでも足りない時は、なめたけとか納豆・のりなどご飯のお供を足せば気持ち的にも満足です。
なにより、休みの日に常備菜を作らなきゃ!と焦らなくてよいのが気持ち的にとても楽になりました。
頑張ってご飯を作ってへとへとなお母さんより、ちょっとくらいおかずが少なくても、家族みんなで笑顔でご飯を食べたほうが子供にとっても楽しいし、おいしいですよね。
それと、日本人の根底というか、日本人として誇るべき美意識や基準をもつことについても再認識させてくれます。
仕事の日、お昼ご飯を食べるときにも、デスクにランチョンマットをひいて食べているのですが、これが、けじめをつけることなんだなーとなんだか納得できました。
食事をつくることって、毎日のことだから、おいしくたべる・お腹を満たすことばかりに目が行ってしまいがちですが、子どもとご飯を食べるときに、どんなご飯をつくるかとか、お膳を整えるとかそういうことに配慮することも、教育であり子育ての一つなんだなと思いました。
料理のレシピ本ではなく、読み物として、ぜひ手に取ってみてください。