kuruminnto’s diary

子育て&建売マイホームを暮らしやすく変えるのに奮闘中のワーママ 日々気になることを書いています

*【本】保育園浪人*

『子供を産んで、なぜ罰ゲームを受けなきゃならないの?』

表紙あった副題・・・衝撃的です(;O;)

 

 

保育園浪人

保育園浪人

 

 

ちょうど今頃、公立保育園の当落通知が来ますよね。

我が家も3年前・・・

まだ半年にもならない0歳児を抱えながら、戦々恐々としながら毎日ポストを覗いていたことを思い出しました。

 

本の中身は割愛しますが・・・

待機児童問題、本当に深刻です。

なんで、こんなに苦しまなきゃいけないんだろう!

少子化だ!少子化だ!って言われているのに、赤ちゃんを産むタイミングを考えなきゃいけないなんて。

そして産んだら産んだで、それを母親一人でなんとかしなきゃいけない状況になる。

 

読んでで、現実が苦しすぎて、ちょっと辛くなりました。

我が家は、よい保育園に出会えて夫婦共働きが出来ているという点ではとてもよいけれど、

本当は1歳になってから復職したかったという思いが消えません。

あんなにかわいい時期、まだ腰も据わらなかった時期から預けて仕事に行かなきゃいけないなんて。

自分も子育てしながら、授乳しながらで、体調は万全ではなく、すぐに高熱出してたな・・・(;´∀`)

今思い出しても、本当にバタバタした毎日だったー(笑)

でも、1歳児クラスじゃ保育園に入れないのが目に見えていたから(._.)

お金をかけて認可外保育所に預けるという選択肢もあったけれど、遠いしそこまでして・・・って思いがぬぐえなかった。

そもそも、それでも1歳クラスに入れる確証はなかったので。

だけど、復帰しなくても生きていける人が0歳から預けて定員がなくなるとこの本に書いてあって、双方のつらさが理解できるからこそ、一個人で解決できる問題でもなく、

悶々としてしまいました(ノД`)・゜・。

保育園義務化じゃないと、待機児童は解消しないって書いてあったけど・・・

専業主婦で子育てに専念したい人もいるだろうしね。

皆のニーズに合った方法で、待機児童を改善するのは本当に難しい<(`^´)>

 

でも、こういう問題って、当事者しかわからないですよね。

保活を経験したから、私はこの本を読んでつらくなったし激しく同感しました。

でも、世の中には他にも問題がたくさん。

介護や、就職浪人、障害など、悲しいことに自分が体験していない事への興味は、それに比べてとても薄い。

子どもを育てながら働ける環境が、もっと良くなってほしいと思うのは、自分がその当事者だから。

こんなに苦しんでいる人がいる一方で、この問題を知らない人もいるのが現実。

当事者は、問題を広めて改善していく努力をし続けなければ・・・です。

 

救いは、巻末に保活の基本知識なるものがあり、

新米ママが失敗しないための知恵を書いてくれていました。

 

どうかどうか、希望通り保育園に入れる人が増えますように(;O;)