kuruminnto’s diary

子育て&建売マイホームを暮らしやすく変えるのに奮闘中のワーママ 日々気になることを書いています

*子育てって、『完璧な人間なんていないし、生きていくのに完璧なんて必要ない』を体で学ぶ体験なのかもしれない*

 

最近テレビでやっているコンビのCMを見ていて、ふと思い出したことがあります。

 

(このベビーカーは、生卵の殻のように壊れやすい赤ちゃんの頭を守ります!というCM)

妊娠中の自分は、赤ちゃんの頭は柔らかいから高級ベビーカーを買ったほうがいいか、

頭の形が変形するから枕を用意したほうがいいかとかいろいろ思っていましたが、

3年たった結論、頭の形はある程度遺伝じゃないかと思った件。

結局、高級ベビーカーも買わなかったし(というか、ほぼ抱っこひもで出かけるのでベビーカー自体買わなかった)、枕も買わなかった。

でも、親の私が言うのもなんですが、頭の形が、すごくいいんです(笑)

だから、遺伝が大半なんじゃないかと思っています。(素人判断ですが。)

そりゃ、固い床に寝かせ続けたり、揺さぶったりしたらよくないですが、普通に、丁寧に扱えば、そんなもの必要ないんじゃないかと。

いや、ほしい人は買えばいいし、気になる人もいるのだからこういう商品自体はぜひ作ってほしいと思います!!

 

ただ、この一件を通じて自分の中で思ったこと。


妊娠中は、できるだけオーガニックなものを食べたいし、子供にも食べさせたい。

生まれてからは、できるだけ特別な体験をさせてあげたい。

素敵な家に住みたい・・・

 素敵な友達や先生に囲まれて過ごさせてあげたい。

 

でも現実は、そんなことしなくてもこどもは育つんですよねー。

しかも、その子らしく素敵に。

 

むしろ、逆説的に言えば、完璧な環境を与えても、素晴らしい人間に育つかどうかなんてわからないんじゃないかな?

まぁ、素晴らしい人間・・という表現自体、主観的で、他人軸な判断ですが。

いやいや、まだ私は3年間しか母親してないし、今後息子がどういう人間に育つかわかりません。

そんな大それたことは言えないのかもしれないけれど、でも自分の子供や周りのお友達を見ていて思うこと。

毎日の暮らしの中で、ちょっと違う公園に行ったり、道を一本変えてみたり、むしろ季節が自然に移ろうだけで、子供にとってはスペシャルな体験になる。

 

もちろん、こどもと海外旅行はしたいし、いろんなところに出かけたい。

おもちゃも、今後に役立つものをあげたいと思うし、選んでよかったものをブログに紹介してる。

でも、根底には、そんなことなくても素敵に育つんじゃないかなーと思ってる。

毎日、「大好きだよ、ぎゅー♡」をするだけで笑顔になってくれる。

そんなことを教えてくれたのは、息子。

完璧主義だった自分、この3年間で、少しは成長できてるかな。育自できてるかな。

0歳の時は余裕がなかったけど、今はこどもと過ごす毎日が、自分にとっても日常であり、特別でもある。

大事に大事に、噛みしめて過ごそうと思う。